会の成り立ち

「いにしえの会」は、2014年10月1日、文京区在住者を中心に発足しました。きっかけは、同年6月、東京藝術大学で開催された講座『楽しく自分を解放する「動き」とは〜古武術的身体操作や種々の体操を通じて〜』(講師 林 久仁則先生)です。この講座の受講者の中から、「さらに学びを深めたい」という声が上がり、会の設立へとつながりました。

最初はわずか6名での活動でしたが、「日常生活に役立つ身体の使い方をもっと学びたい」という会員の思いに声に応える形で、2015年からは様々な講師の方々をお招きし、特別講座を定期的に開催。日本の古武術界を代表する甲野善紀先生にも、何度かお越しいただいています。

10周年を迎えた2024年には、自主的な運営基盤が整い、文京区の社会教育関係団体として承認、登録されました。そして翌2025年4月より、発足から10年間積み上げた知見や体験を踏まえ、『新生いにしえの会』として新たな歩みを始めています。現在は複数の講師のもと、月に2〜3回の稽古を重ねながら、地域に根ざした活動を展開しています。